B型肝炎の治療法

検査結果からB型肝炎であることがわかると治療が始まります。治療の方法は大まかに分けて原因療法、対症療法、発ガン予防の3つがあります。原因療法というのは肝炎の原因となるウイルスの減少や排除を目指すものであり、対症療法は炎症を抑えて肝臓の細胞が壊れることを防ぎます。発ガン予防は、肝炎が継続するとガンの発症率が上がるためそれを予防する治療です。このように治療法がたくさんあるのは、人によっては症状が自然と落ち着いて治ってしまうこともありますし、急速に悪化する場合もあります。このように症状の出方がひとによって異なるため、その人の様子に合わせて方針を決めていくことが必要であるためです。

B型肝炎の治療として、ウイルスを体の外へ排除することはほぼ不可能とされています。治療のメインは肝硬変への進展を抑えたり発ガンを抑えること、経過観察で急変することを予防することがメインです。多くの場合が肝臓を保護する治療方針で治癒したり症状が落ち着いたりします。しかし、急性肝炎を発症した際には激化して死亡する可能性もあるため抗ウイルス療法や免疫療法も行われるのです。ウイルス療法は35歳未満と35歳以上で用いる治療薬が異なります。そのため、治療方針や用いる薬剤、その投与スケジュールは人によって異なるので医師の指示を仰ぐ必要があります。

B型肝炎の検査

B型肝炎の自覚症状があったり性行為や輸血など感染した疑いがある時には検査を受けて自分が感染しているのかを確認する必要があります。病院に行けば検査と診断をしてもらうことができ、その場で適切な処置を受けることができます。病院に行く際には内科や消化器科で診療してもらい検査も受けます。日本では多くの場合には性行為による感染ですから、パートナーと一緒に検査や治療を受けることが望ましいです。

感染の疑いのある人の中には忙しくて病院に行く時間がなかったり、症状が出ていなかったり恥ずかしさなど様々な理由から受診をしにくいという人もいるものです。このような場合、検査キットを用いて自宅で検査を受けることができます。性感染症の検査キットが最近では販売されていて、郵送で検査を受けられます。自宅で検査物を採取して送ると後から検査結果を確認することができます。検査結果も匿名で確認ができるためプライバシーがしっかりと保護されています。これは郵送されてくる際にも検査キットが入っていることも書かれていませんし、自分の検査物を送る際にも記名の必要がないですし検査結果は郵送されてきた際に描かれているIDとパスワードで確認ができるので自分の名前が外に漏れることもありません。

B型肝炎とは

B型肝炎というのは、アジアやアフリカで多く見られ海外で感染して国内に持ち帰ることの多い病気とされています。世界的にみると感染者は3億5千人いるとされ、日本でも130万人以上が感染しているとされています。日本では母子感染によるB型肝炎が大半ですが、海外での感染の多くは性行為による感染と言われています。B型肝炎は日本で感染者が多くいないことや流行が見られないためにあまり恐れられていませんが、感染して炎症が起きて慢性化すると肝硬変や肝がんへ進展する可能性もあるのでしっかりと予防をすることが大切です。

B型肝炎に感染してもすぐには発症しません。感染して症状が出るまで1か月から2か月くらい潜伏期間があります。潜伏期間を経て少しずつ症状が出始めます。体のだるさや食欲不振、発熱や黄疸といった症状が出ます。しかし、このような症状が出るのは感染者の3分の1ほどで、感染者の半分以上は特に症状も出ないまま自然に治癒します。そして、このような症状が出た人も症状が出てから2か月から3か月ほどで自然に治癒します。症状もB型肝炎と特定できるような症状がないために無自覚のうちに治癒している人も多くいるのです。しかし、稀に劇症化して、肝臓の細胞がほとんど死亡してしまい移植が必要なことがあります。そのためまずは自分がウイルスを持っているのかを知ることから始める必要があります。そこで、ここではB型肝炎の検査の方法と感染した際の治療の方法、感染を防ぐための方法について紹介をしていきます。